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不倫10年 その1
気付けば、妻子ある彼氏との付き合いが10年過ぎた。
出会った時、あたしが15歳で向こうが37歳。
年の差22歳。
親子ほど離れている彼氏と、まさか10年も続くとは思ってもみなかった。

彼と付き合い始めてすぐ、偶然にも街中であたしの両親とバッタリ遭遇した。
『あの人、奥さんいる人じゃないの?』
後日、親にそう聞かれ
『うん。そうだよ』
としか言えなかった。嘘は言えない。
『あんたが選んだ人なら文句は言わない。今度家に連れておいで。一緒にご飯食べよう』
一生懸命に平静さを装う親だけど、顔色が曇ったその一瞬をあたしは見逃さなかった。
何も言わない、何も聞かない親に、本当に感謝している。

当時1人暮らしをしていたあたしのマンションに毎日やってくる彼。
出会って恋に落ちて夢のような時間が過ぎて行った。
それと同時に矛盾や深い嫉妬も覚えた。

でもあたしは男の負担になるような子にはなりたくなかったから「いい子」でいた。
お酒を飲んで酔っ払った勢いで「帰らないで」と言ってしまった事は数回あるけど、
「奥さんと別れて」なんて迫った事は1度もないし、それだけは言っちゃいけないと分かっていた。

17歳の時、なんとなく27歳の独身男と付き合ってみた。
付き合って2年、新鮮さが失われかけていた頃に優しく声をかけてくれた男性。
いつものパターンのごとく?フラフラと足元がよろついてしまった。
今まで若い人(35歳以下)と付き合った事がないし、
食わず嫌いのままじゃよくないから1度どんなものか付き合ってみよう。
不倫をしながら若い男を物色する。
先の見えない不安定な関係が怖かった。すごく寂しかった。(言い訳だけど)

で、その27歳君と鳥取県の大山の方に1泊で行った時に初めてセックスをしたんだけど、なんと!!その27歳君は童貞!!こっちがビックリ。
27歳で童貞が悪いという意味じゃなくて、全くの想定外で驚いてしまった。

あたしはこの人の"初めての女"になったのか―。

正直、ちょっと荷が重かった。
それから27歳君はあたしにゾッコンになってしまった。
でもあたしは物足りなかった。
女性に免疫の少ない27歳では、大人の男性のような包容力はない。
自分の事だけで精一杯。
別にお姫様のようにチヤチヤ扱って欲しいわけじゃないけど、
一緒にいるだけで落ち着くような、そんな雰囲気とか包容力がなかったのだ。
優しい人だし決して自分勝手なタイプではなかったけど、何かが違う。

1度、すごく年の離れた男性と付き合うと、もう2度と若い人とは付き合えないってよく聞くけど、まさしくその状態が訪れてしまった。

我慢に我慢を重ねて1ヶ月、ようやくその27歳君と別れた。
別れ話をした時、泣きながら土下座して『僕と結婚して下さい!』ってプロポーズされた。
17歳の女の子といえば、結婚に憧れを抱く頃。
しかも先の見えない不倫をしているあたしからしたら、「結婚」なんていう響きは明るい未来を約束してくれているかのような錯覚にさえ陥ってしまう。
でも、無理。ごめんなさい...。

その27歳君と付き合っていた1ヶ月間、彼とどうなっていたかというと、
2人は別れる事ができずにズルズルと関係だけが続いていた。
で、結局は元のサヤに戻った。

やっぱりこの人じゃなきゃダメなんだ。
まだまだずっと一緒にいたい。
このまま一緒に暮らせたらいいのに。

それを現実のものとするため、
18歳になったあたしは2人で暮らせるよう、市内中心部から車で30分の郊外に一軒家を借りた。
あたしの名義で、もちろんお金も全部あたしが出して。
離婚するかどうかは別として、一緒に暮らそうという話になっていたのだ。

その時、あたしと彼は交換日記をしていた。
言いたくても言えない気持ちや本音を、直接ではなくノートに書き記して伝えるという方法。
一見、子供じみた事だと思ったけど案外これが良くて。
顔を見て言えない事も、ノートにならスラスラ書いていける。

そしてある日の交換日記。彼からあたしへ。

ごめん。やっぱり一緒に住めない。家族を捨てられない。

きっと彼は書きながら泣いたんだろう。
グチャグチャになったページがそこにはあった。

なんとなく予感はしていた。
家を借りたあたりから彼の様子がおかしかったのだ。
あまり乗り気じゃない様子をあたしは知っていた。
だから特別驚かなかったけど、やっぱり泣いた。かなり泣いた。

それでも2人は別れる事ができず、結局は今までどおりズルズルと続いた。

19歳になったあたしは、また新しい男性に心が揺れた。
素朴で笑顔に温かみを感じる37歳。
職場で毎日会う男性で、「おはよう!」の挨拶が素敵な人だった。
これといった世間話をする機会はなかったけど、
あたしに気がある...というのはなんとなく雰囲気だけで分かっていた。
すると、廊下ですれ違う瞬間に会話もなくサッと小さなメモ用紙を渡された。
きっと電話番号が書いてあるんだろう。それくらいは分かった。
胸の高鳴りを抑えられないあたしがいた。


次回のブログに続く。


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2005/09/10 | 不倫10年シリーズ | Comment(5) | Trackback(0)
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