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不倫10年 その3
前回のブログの続きになります。
前回のブログはこちらから ⇒ 不倫10年 その2


一瞬目が点になったけど、深夜だからとりあえず家へ招き入れる。
たった4~5時間前に帰っていった人が、今また目の前にいるという不思議。

彼は何も言おうとしなかった。
あたしも何も聞こうとしなかった。

でも、家できっと何かあったんだろうという察しはついた。
行く所がなくてあたしの家に来たんだろうと。

彼が急に家に上がりこんできて、2日過ぎ、3日過ぎ、いつの間にか同棲生活。
いつまでここにいるの?という具体的な話もないまま、全てがウヤムヤになってしまった。
たぶん、お互いに核心に迫るのが怖かったんだと思う。

好きな人との同棲生活。
あたしには嬉しさ3割、苦痛が7割だった。
あれだけ一緒に朝を迎えたいと願っていた時期もあったのに、今では苦痛の方が大きいなんて。

恋愛だけを中心で生きてきた10代。
愛さえあれば年の差も不倫も関係ないと思えていた。
不倫こそが真の純愛なのだと本気で思っていた10代。

不倫をしている間、知らず知らずにあたしは大人になってしまっていた。

会えない時間を1人でうまくやりすごせるようになった。
週末は1人で遠出して気分転換させる事ができるようになった。
夜は適当な誰かと過ごすスリルもいいかなと思うようになった。

強くなりたい。
成長したい。
もっともっと大人になりたい。

20代になって学校に行こうと決めたあたしは、もうすでに恋愛中心の生活から脱していた。
あたしの10代は、なんて愚かで、なんて綺麗だったんだろう。
今思い出しても、あそこまで恋愛にバカになれた10代はステキだと思う。
名残惜しいとも思う。

でも、今はもう違う。

彼はいたらいたで嬉しいけど、いなきゃいなくても生きていける。
"あなたなしじゃ生きていけない!"なんて、そんな夢見心地の10代は終わってしまった。

割り切っている。

と言ったら変な言い方だけど、実際にはそんな感じ。
生活は生活で、恋愛は恋愛で、ちゃんと区別してそれぞれに没頭している。

10年経った今でも彼のことは好きだし、本当にかけがえのない人だと思うし、
一生あたしは彼の幸せを願うんだろうなぁと思う。

でも、一緒に暮らすのは苦痛だし、ましてや結婚なんてしたいとは思わない。

10代の頃のあたしが聞いたら、ビックリするような変貌ぶり。

あたしはあたしで生きていく。
あなたがいなくても、あたしはいつだってあたし。

恋に恋して浮かれ気分でラブラブしている時期はもう過ぎた。
目の前にあるのは現実のみ。

5年も不倫が続くと、関係は安定してくる。
より深い結びつきができるというか。
法律に縛られていない関係だからこそ、精神的にどこかでそれ以上の強さを欲しがるのかもしれない。

あたしは、もう一生このまま不倫でもいいと思えた。
あたしは自分の生活基盤を大事にしながら、彼とは普通に不倫をする。
決して彼の行動や存在に振り回される事もなく自由に。
義務も責任も約束もない関係。
生活とはかけ離れたところで彼と恋愛を続行していきたい。
そういう意味では、普通の恋愛よりも不倫の方が好都合なのかもしれない。

あたしは自分が思うように生きる。好きなことをする。
彼も思うように生きてほしいし、好きなことをしてほしい。

でもお互いに"かけがえのない人"だと思える関係であり続けたい。

ワガママかもしれないけど、そういう心地良さが欲しかった。
例え遠く離れても思い合える親子のような。
お互いの人生そのものを認め合いながら、いつでも笑顔で会える関係。

もはや、あたしは彼(男、恋愛)に依存しなくなってしまった。
可愛げのない女だと自分でも思う。
こんなにまで成長する必要もなかったのではないかと思う。
けど、会えない時間や寂しさが、自然にあたしを大人にしてしまった。

いきなり、しかも無理矢理はじまってしまった同棲生活。
あの時"帰って"と言えなかった自分を悔やみながら、
さらにまた5年が過ぎて2人は不倫10年目。

苦痛でもあり幸せでもあったこの5年間。
でもやっぱり苦痛の方が遥かに大きくて、何度も衝突を繰り返した。

『一緒に暮らしたくない』と言うあたしに
『いつか一緒に暮らそうって言ったじゃないか。だから家を出てきたのに無責任だ』
と、数年前の口約束を言ってくる。

呆れてものが言えなかった。

家を出てきたのは、家庭内で問題が起こったからであって、そして行き場を失くしてあたしの家に来たのを知っている。
それをあたしとの口約束のせいにされてしまった。
それももう何年も前の約束を持ち出して。
一緒に暮らそうと決めて今のこの家を借りる時には自分から"できない"と断ったくせに。

いつからこんなに子供じみた人になってしまったんだろう。

『いつか一緒に暮らそうね』
17歳の時に発したこの言葉の責任を取れというのなら責任取ってあげるよ。
分かった。我慢して一緒に暮らす。これなら文句ない?

別に嫌いな人じゃないし、我慢や苦痛だけじゃなく幸せだと感じる時もあるんだから大丈夫。
それは普通に結婚していても起こる現実だと思う。
いつも、いつの時だって幸せだなんて限らない。
例えそれが最愛なる人と一緒に暮らしていたとしても。

何が違うか、決定的に違う事はただ1つ。

あたしが望んで一緒に暮らしているわけではないという事。

義務とか責任とか、そういう事ばかりではないけど、少なからずあるのは認めざるを得ない。
好きなのにね。大事な人なのにね。でも一緒に暮らしたくはない。
自分で築き上げてきた生活基盤を乱されるのは我慢できない。

だから彼は極力あたしのやる事には文句を言わない。
あたしの負担になりたくないと彼なりに考えているから。
その点は今でも大変感謝している。
彼のそういう思いやりが無かったら、あたしたちは同棲生活を5年も続ける事はできなかったはず。

お互いに、思い合うところはちゃんと思い合っている。

じゃあこのまま同棲生活を継続させてもいいじゃないかと思うんだけど、やっぱりそうはいかない。

あたしは責任の意味も込めて5年間一緒に生活してきた。
もちろん、嫌な事ばかりじゃなくて楽しい事もたくさんあった。
でも根本的に一緒に暮らしたくないという部分があるから、我慢をしてきている。
【責任】という言葉で。

ちょっと待って。

じゃあ、彼の責任はないの?
離婚もせず、今では蒸発状態で宙ぶらりん。
あたしだけ責任責任って、彼には責任がないの?
あたしにはどういう誠意を見せてくれるの?


次回のブログに続く。


HPはコチラ ⇒ **ESCAPE**
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2005/09/24 | 不倫10年シリーズ | Comment(8) | Trackback(0)
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Comment
中途半端なコメントは残したくないのだけど
あえて書き込みます

分別という言葉を絶対的なものと考えれば
サランさんの生き方は
余りにも“刹那”過ぎるのだと思う
美しい迄に自己中心的に生きた結果だと思う
この男が好き と言って真っ直ぐに走れるのは
ピュアな心で男を好きになっているのだと思う
打算があれば
わざわざ家庭持ちになど好きにはならないでしょう

誤解しないでねサランさん
不倫が悪いなどと言うつもりはないのです
男と女に“業”が在る限り
法律という顔料で印刷された書類には
男女の心まで縛る力はありません

だけど分別在る40半ばの男には
10年の時間を奪った女性の事と
自身の家庭で待つ家族との責任を全うしなければなりません

当然
サランさんが今までの生活をこれからも続けるのなら
老い始めたその男と二人で背負っていかないとならないと思います
サランさんが30半ばを迎えた時
更に重くのしかかっているかも知れません

それが嫌だったら
まだやり直しが聞く今のうちに別れなさい
何も縛る物はないのですから
今すぐ出来るはずです

右か左か二つの選択肢で覚悟の上お進みなさい

冷めてしまった心を法律で縛られる事の辛さを知っている者として
書いてみました
【2005/09/25 13:42】 URL | 純照 [Edit]
純照さ~ん☆

ま、まだ続きがあるので急がないで...^^;
次回の予告編をちょこっとしちゃうと、別れ話なわけです。
もちろん、あたしからです。

ただ、何も縛られるものがないから今すぐ別れられるはず、というのは否定します。
2人には2人にしか分からない「しがらみ」があったりします。
それをまた次回で書きたいと思います。^^
【2005/09/25 17:53】 URL | サラン [Edit]
>あたしは自分が思うように生きる。好きなことをする。
>彼も思うように生きてほしいし、好きなことをしてほしい。

>でもお互いに"かけがえのない人"だと思える関係であり続けたい。

>ワガママかもしれないけど、そういう心地良さが欲しかった。
>例え遠く離れても思い合える親子のような。
>お互いの人生そのものを認め合いながら、いつでも笑顔で会える関係。

ビンゴです。私もそう思っています。
そういう私たちにとって、不倫という形はとても合理的なんですよね(^^;
サランさんが私の意見に同意してくれる意味が良くわかります。

続き、楽しみにしています。
【2005/09/26 00:11】 URL | megrun [Edit]
二人のしがらみ

そんな物は二人の心が決めたもの
実態などは有りはしない

法で規制されている訳ではない
どちらにも責任はない
どちらかが
『じゃあね』と言って去れば済む事です

きっと思うよ
あの時
何であんな感情に縛られていたのかってね
恋愛なんてそんなものだよ

次の対象が出来れば
それまでは総て
想い出となります
良い事も
悪い事も
楽しかった事も
辛かった事も

恋愛はゲームです
いつかもカキコしたけど
相手の総てを奪い尽くす
ゲームです
婚姻関係と全く違います

この言葉の意味
法律で縛られてみないと
絶対に判りません

恋愛での心のすれ違いなんて言うのは
婚姻関係上の心のすれ違いから比べると
幼稚でお遊びです

サランさんも
結婚という男女関係になってみれば判ります

婚姻届を出した次の日の朝起きた時に
自分の存在を脅かす事になるかも知れない人がそこにいるのですよ

勿論 新婚時代は微塵も思い付かない事ですけどね

結婚は一大イベントです
婚姻生活はその瞬間から始まる
事後処理物語です
同棲や恋愛などと比べものにならない
重くのしかかるルールを
他人が決めたルールを全うする責務があるのです

勿論バックレル事も出来ます
でも一生逃げて生きる事になるのです

感情に縛られる事は辛くても
法に縛られる事はとても
虚しい物なんですよ
【2005/09/26 10:35】 URL | 純照 [Edit]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2005/09/26 17:51】 | [Edit]
 結婚について思う事は、それが男女間の責任と言うよりも、親としての責任を果たすたと言う事だと思っています。

 子供さえいなければ、サランさんの言う通り、所詮紙切れ一枚の契約で相手を縛れるものじゃないと思いますよ。お互いの気持ちが離れた時点で終わり。やっぱり紙切れ一枚で終わってしまうものです。というか実際終わっちゃいましたから(笑)

 今の彼女も考え方が似ていて「結婚してもメリットないし、子供出来てからでも遅くない」って言ってます。

 うちはサランさんのところとある意味逆で、自分が離婚した後、それまで不倫相手だった今の彼女が千葉で部屋借りてるにもかかわらず、新しい部屋に転がり込んできました。

 しかし理由は全然違っていて、不倫で始まった関係なので、根っこで信用できないのか、一緒にいないと浮気しそうで心配だそうな。(笑)

 ある意味ごもっともなんだけど、それはそれで寂しい気もしますね。まぁ、実際には見えないところでごちょごちょと動き回っているわけですから、彼女の考え方は当たっているわけだな(笑)
【2005/09/27 16:35】 URL | シゲ [Edit]
純照さ~ん☆

人にはいろいろな考え方があると思います。
みんなが同じ経験をして同じ価値観でいるわけではないので、
そういうところを考えると難しいですね。

シゲさ~ん☆

「子はかすがい」って言いますもんね。
夫婦にとって「子供」っていうのはスゴイ存在なんだと思います。
一時期は今の彼の子供が欲しかったんだけど、
今じゃあピル歴7年目を迎えました。^^;

それにしても、一緒にいないと浮気しそうで心配だなんて...
当たっているだけに彼女さんの行動力はスゴイ。(笑)
【2005/09/29 22:34】 URL | サラン [Edit]
サランさん

価値観というのは
確かに人それぞれです

ですが婚姻関係という物に関しては価値観などと言うものはありません
法律で縛られるのですから
ONかOFFかの法の判断です

どうしても価値観という便利な言葉で片付けるのなら
婚姻関係ではなく
結婚生活のことでしょうね

価値観 何という便利で曖昧な都合の良い言葉なんでしょう
自分の意にそぐわない事は総てこの言葉で片付けて仕舞えます
言い放つ方にとって便利でも
言われる方にとっては
虚しく哀しい言葉なんですよね
ある意味もっとも思い遣りのない
別れの言葉で
残酷な言葉でもあります 

子は鎹などというのも
夫婦間を美化した お題目です
確かに我が子は可愛いです
ですが迷走する人生に重たくのしかかる存在でもあります

けっして“鎹”ではありません
心の奥深くに刺さる“楔”の時の方が多いような気がします
俺には残された時間がない
でも成人するまでは見届けなければと言う
ジレンマと闘う日々であったりもします
【2005/09/30 10:11】 URL | 純照 [Edit]
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