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不倫10年 その2
前回のブログの続きになります。
前回のブログはこちらから ⇒ 不倫10年 その1


高鳴る胸を抑えきれずに37歳に電話をする。
単なる世間話だけど、ときめいた心に嘘はつけなかった。
恋愛初期のこのときめき、いつしか忘れてしまうこのときめき、これが媚薬になる。
案の定、また足元がフラついてしまった。
何度同じ事を繰り返しても懲りていない。
ただ単に、愛し、愛されたいだけの子供だったのだ。

その後、二股のような状態で2人と続く。
そして、事件は起きた。
深夜、37歳の彼の家に遊びに行っている時にあたしの家に泥棒が入ったのだ。
それをきっかけに『サランの事が心配で仕方ない。これから一緒に暮らそう』と言われ、
その37歳と同棲する事になった。
(彼はワンルームマンションを引き払い、一軒家のあたしの家に来た)
そうなってしまった以上、二股を続けるわけにもいなくてあたしたち2人は一旦別れた。
これでいいんだと言い聞かせた。
これでいいんだと...。

37歳彼とはお互いの実家に何度も遊びに行って、両家の親も公認の仲になった。

けど、違う...

なにか、違う...

"いい人"と"好きな人"は全然違うよ...

ようやく分かった。ようやく。
遅かったけど、いっぱい回り道したけど、いっぱい色んな人を傷付けてしまったけど。

結局、半年足らずで37歳とは別れた。(ちなみに彼は広島を離れ実家に戻ってしまった)

15歳の時、ちょっとした気まぐれでときめいた人と付き合い、
やっぱりこの人ではないと気付いて別れてしまったけど、その後その人はあたしへの遺書を残して自殺してしまった。

17歳の時、ちょっとした気まぐれでときめいた人と付き合い、やっぱりこの人ではないと気付いて別れてしまった。

そして19歳、ちょっとした気まぐれでときめいた人と付き合い、やっぱりこの人ではないと気付いて別れてしまった。
そしてその人は仕事を辞め広島を離れ実家に戻ってしまった。

何度同じ事を繰り返すのか。
何度人を傷付ければ分かるのか。

この過去3度の過ちがあるから、今のあたしは慎重かつ臆病になってしまった。
誰のせいでもない。自分のせいで。
もうこれ以上、人を傷付けるのは嫌。


37歳の彼と別れたあと、あたしたちは元のサヤに戻った。
だけど、山アリ谷アリ5年も過ぎると、恋だ愛だの浮かれた感情はなく冷静だった。
男に食わせてもらおうだとか、結婚して家庭を持ちたいだとか、そんな願望は10代で消えてしまった。
不倫を長く続けてしまったあたしは、結婚願望というものが薄れてきてしまった。
結婚なんて所詮は紙キレ1枚の問題(それが重いんだけど)であって、2人の気持ちがあるなら形式なんて何もいらない。
強がりでもなんでもなく、本当にそう思えてきてしまうようになったのだ。
それだけ結婚だとか男だとかに依存しなくなってきてしまった。(可愛げのない女だ)

ちょうど20歳を迎えたあたしは、何かしなくてはと焦っていた。
もう結婚などに夢を見なくなったあたしは、女1人でも生きていける力が欲しかった。
幸い、収入はかなりあった。女1人食べていけるのに十分すぎるほど。
じゃああとは何が足りないかと考えた時に、知識と教養が足りないと思った。
女1人で生きていくためには仕事ができなきゃダメだ。そのためには勉強しなくちゃダメだ。
よし、学校に通おう。
何の学校に通うか?
ちょうどPCを買ったばかりだったから、PCの専門学校に行こうか。
いや、もっとちゃんとした段階を踏むのなら高校から行かなきゃいけない。

あたしは学歴が中学卒業だった。
とにかく早く自立がしたくて、高校受験なんてしないでずっとアルバイトをしていた。
自分が稼いだお金で家を借りて、仕事をしながら自分だけの力で生きていく。
親元から早く自立したくて、同世代の子よりも早く世間というものを見てみたくて。
とにかく大人になりたくて仕方なかった。
周りが全員子供に見えたから、あたしは早く大人の仲間入りしたかった。
自分で言うのも変だけど、正直言って勉強はそこそこできていた。
頭の回転が速いとよく言われるし、今でも記憶力には抜群の自信がある。(勉強以外でw)
高校に行かないと言ったあたしを、先生はどうにかしてどこかの学校に入学させようと必死になってた。
今のあなたなら必死に勉強しなくても推薦で行ける高校はたくさんあるから...。
でも、行かなかった。

だからあたしは、20歳になって高校に行くことを決めた。
特別な知識は後回しでいい。とりあえず一般的な知識や教養を身に付けよう。
決して中卒の自分を恥じていたわけではないけど、できるものならやってみようと思った。
勉強をする事によって今後の人生に得るものはたくさんあるだろうけど、損をする事などないだろうと思った。

1人で生活していかなきゃいけないから、仕事を辞めるわけにはいかない。
じゃあ仕事をしながら行ける高校・・・あ、通信制があるじゃない。

学校の入学説明会に行き、パンフレットをもらい、入学志願書を出し、
面接に突破すれば春からは高校生ライフがやってくる。
勉強しよう。
どんな現実にぶつかっても怖くないと思える、人並みの知識と教養を身に付けよう。

1人で生きていくと決めた第1歩の始まり。

夜10時 彼が帰っていった。
いつものように玄関先で「じゃあね。また明日」と見送るあたし。寂しくなんてない。

その数時間後、真夜中に玄関のチャイムが鳴る。

そこに立っていたのは、ボストンバッグ1つ抱えた彼だった。


次回のブログに続く。


HPはコチラ ⇒ **ESCAPE**
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2005/09/20 | 不倫10年シリーズ | Comment(6) | Trackback(0)
<<不倫10年 その3 | Home | 今から仲良く旅行。>>
Comment
>"いい人"と"好きな人"は全然違うよ...
すっごく理解できます。
いい人が好きな人になれれば、もっと幸せだったのかな・・・なんて
思うこともちょっとありますが(苦笑
私は、結婚願望がなくなった時点で
「いい人と、自分が好きになる人は違うんだ」と
認識しました。(私も可愛げのない女)

サランさん、苦しい恋をしてきたんですね。
そして、彼と10年・・・
続き、楽しみにしてます。
【2005/09/21 03:12】 URL | megrun [Edit]
サランさんは美人で色気がある上に、さらに勉強家なんですね!

自立できるってすごいこと。
私は父に養ってもらって(まぁ親だから当然かな?)
その後は夫に・・・だから。
働くことから逃げちゃってる感じかなぁ~

サランさんは積極的に前に向かっていて、凛としてて素敵です。

お付き合いしていた人達、きっとほんの少し弱かったのかな?
気にしないのは無理だけど、サランさんのせいばっかりじゃ絶対ないし。
【2005/09/21 13:37】 URL | きりぃ [Edit]
サランさん
完結はいつ?
君の奥深さに興味を持っています

君のカミングアウトが終わるまで
コメントするのを遠慮する事にした
迂闊なコメントは言えない
今の俺が何かコメントするのは
ここの華奢なガラス細工のような話の腰を折りそうで怖い

なんかそんな気がしてきた
【2005/09/21 14:22】 URL | 純照 [Edit]
自分のせいで誰かを傷つけてしまうと、
「自分が我慢した方が…」と思うことは
ありますね。

サランさんの今まで歩んでこられた道を
思うと、自分の生き方がすごく小さくて
ちょっと恥ずかしい感じがします。

続き楽しみにしてますね。

追伸。
以前、広島に住んでました!
もしかしたらどこかでお会いしてたかも…(笑)

【2005/09/21 20:23】 URL | 美雨 [Edit]
サランさん、すごい大人だぁ。
大人ぶってる子供だったわけじゃなく、大人になるためにちゃんと努力してる。
なんだか、ちょっと自分が情けなくなってしまったよぉ。

辛い恋愛のお相手は、やっぱり少し弱かったんだと思います。

続き、楽しみにしてます。

【2005/09/21 20:52】 URL | うさぎ [Edit]
megrunさ~ん☆

まさしくそのとーり。
「いい人」が「好きな人」になったら、きっともっと幸せだったはず...。
「いい人」に心動かされても「好きな人」にはなれないですね...。(ため息)
「いい人と、自分が好きになる人は違うんだ」とあたしも認識しました。
「いい人」が「好きな人」になって、そのまま「結婚したい人」になってくれればこんなに悩む事もないのになぁ。

きりぃさ~ん☆

わあ・・・褒めすぎですよぉ。(笑)
凛として前に進んでいく...か。
でも実は、ものすごくシャイ(恥ずかしがりや)で臆病者なんです。
2人がお互いを高めあって前に進んでいける関係ならいいけど、
誰かを傷付けちゃうことが怖くて怖くて仕方ありません。

きりぃさん、ブログが読めないよぉぉぉ~(>_<;)

純照さ~ん☆

完結はいつになるだろう?^^;
極力短めに書きたいと思っているんだけど、さすがに10年分もあると長くなってしまうようです...^^;
もう少し、お付き合い下さいませ♪^^

美雨さ~ん☆

そう!!そうなの!!
自分が我慢して周りが幸せになれるなら、自我を殺してしまった方がいいや。
なんて思っちゃうタイプなんです。
何をそこまで人に遠慮しているのか自分でも分からないけど...。
たまに、あたしって偽善者だなぁ~って思うと苦しくなります。

昔、広島にいたんですか~??
ウチは生まれも育ちも広島じゃけん、広島のことなら任せんちゃい!^^

うさぎさ~ん☆

我が家はイザコザが多かったのと、いい意味で放任主義だったので、自然と大人になってしまったように思えます。
冷ややかに大人の世界を見ていた部分があったのかな?
親らしい事を何1つしてやれなかったと謝る親に、
だからこそ今の自分があるんだから大丈夫と胸を張れるあたしです。^^

さ!今から続き書こ~!^^
【2005/09/24 13:31】 URL | サラン [Edit]
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